永遠の0


オリンピックも佳境ですね。そんな中、先日『永遠の0』を観てきました。ご覧になったみなさんそうだと思うのですが、やはりナカナカ考えさせられる映画でした。

天才的な飛行技術を持ちながら生き残ることに執着し、周囲からは臆病者と酷評された「宮部久蔵」が主人公。彼は最後には特攻で命を落とすのですが、彼の孫が、戦友を訪ね歩くうちにその実像に触れていく、、というストーリーです。
まずはなんと言っても、そのVFXのすばらしさ。空母や戦闘機が、本当はこんな動きをしていたのだ、という驚きの映像が続きます。

正直、突っ込みドコロはいっぱいあるのじゃないか、という話しでもありますけれど、戦争を題材とした物語としてはとても引き込まれましたね。
もっとも印象深かったのは、宮部の孫が、その友人と「特攻は自爆テロか否か」ということで論争する場面です。宮部孫は「特攻は軍事拠点である空母のみを標的としたものであり、無差別に一般人を巻き込むテロとは違う」と主張するのですが、自ら志願する点で共通であると言う友人には、なかなか理解してもらえませんでした。
私は、特攻を無差別なテロとすぐに結びつけるとまでは思いません。しかし、劇中でも示唆されていたように、特攻はあまりにも愚かな作戦であり、そこへ指導していった軍部の狂気は許されないと思います。家族のために生き残ることに執念を燃やしていた主人公が、最後に特攻を志願する理由は明らかにはされませんでしたが、そこをはっきりさせないことで、とりあえずこの作戦を美化しないでいられているでしょうか。特攻の犠牲になった人すべてにも家族はいるのですから。。

原作は未読なので、私も知らない部分が多いのかな。映画の方は、とにかく岡田准一がカッコいい、井上真央はうまいなと思う(ちょっと堅いケド)、染谷将太や新井浩文はいい味あるな、、です。

予告編とりゃ

愛子お疲れさま!


ソチ冬季オリンピック、上村愛子選手は悲願のメダルは成らず4位でしたね。しかし、5回も連続して出場して、それでコンスタントな成績を残す凄さにはただただ感服です・・。インタビュー記事には、ファイナル終わって「こういう気持ちになるのは最後なんだなという気持ちから涙があふれました」との言葉が。真に迫ります・・。
上村選手が初めて出場した長野は1998年。私にとりましては、、ムスコズが生まれた年であり、毎年参加している車いす駅伝のボランティアに深く関わり始めた年でもあります。その後は冬の五輪が来る度に、「ああ、あれから4年経ったのだな、8年経ったのだな」、、と思いながら過ごし、今年は、あたりまえなのですが、、「ああ、あれから16年経ったのだな」という感慨です。

じゃあ、ビリーでも聴いて寝るわ!

フィリップ・シーモア・ホフマン死す

ええーマジですか、、という感想です。ちょっとショックです。
あまり俳優さん個人には思い入れはない方なのですが、、この人は好きな人です。小太りで神経質な感じで、善役も悪役もなんだってOKですよね。
作品としてはアカデミーをはじめとする主演男優賞をいっぱい取った『カポーティ』が印象深く、あの甲高い声がたまらんですね。
ああ、しかしもっと長く生きて、さらなる高みに行って欲しかった。これでもかこれでもかというほどの、底の底まで徹底した悪役を演じて欲しかった。あなたは例えばアンソニー・ホプキンスを軽く超える俳優になって欲しかった。やっぱりクスリやったらいかんわ。残念です。


↑これこれカポーティ
あかん、あかんのよね、自分のトシに近い好きな人が亡くなるニュースは、もしかして自分も死んでええんちゃうかなって不遜過ぎること思てしまうからあかんねん。

ブラックと言えば

やはりこの人ですかね!
このところはあまり名前を聞きませんが、この人の成し遂げた実績にはひれ伏すばかりですよ。
この「パープルレイン」から「アラウンドザワールド」を経て、「パレード」までいたる80年代の流れは驚くほどの革新的な創造力であったろうと。

この映像、テレビで流れましたね。ワタシ、まだ東京時代だったですよ! 入りが悪いテレビでかぶりつきで見たですよ!